2019年12月から始まった、アイリスと葛尾村の交流*。
2020年度は、コロナウイルスの蔓延により、オンラインでの交流となりました。
うまくできるか不安だらけでしたが、なんとまさかの大成功!
楽しいひとときを村の皆さんと過ごすことができました。
*アイリスが交流しているのは、葛尾村のなかでも下葛尾行政区の方々との交流会。
難しいけどやるしかない!
アイリス内で、今年度の活動についての話し合いが始まったのは2020年9月。「コロナ長引くな…」と思い始めていたころでした。
村の皆さんで持っている方は少なく、前回の訪問の経験から電波もごくたまに通じなくなることを知っていました。更に、高齢の方が多いためオンラインで話すことに慣れている方も少なく、ましてや1年生のメンバーにとっては、初対面の人とオンラインで話すことになります。
難しい条件を並べるといくらでも出てきていましたが、「継続的に交流することで村のみなさんと関係を作っていきたい」という思いを実現するために、オンラインでの交流に挑戦することにしました。
まず、2019年の聞取り調査で明らかとなった課題や村の方の不安感などを分析。
その後、今年度の目標を「多くの人が葛尾村を知り、その人たちがアクションを起こすための具体的な仕組みを企画・実施する」ことに定め、具体的な内容を考え始めました。
葛尾村を知る、広げる
考えた具体的な活動内容が、オンライン交流会と写真撮影の活動でした。
オンライン交流会
1年生メンバーも増えたので、まずはアイリス自身と村の皆さんの関係を作っていくこ
とに挑戦。広島のお菓子をお送りし、クイズ大会などを計画して交流会を開催しました。
参加してくれたのは約20名!2019年の訪問でお会いした方も、そうでない方もたくさ
ん参加してくれました。人数が多かったので不安もありましたが、村の皆さん持前の中の
良さや、村の職員さんの優しさに助けられながら、終始大盛り上がりで会を終えました。
会を終えて、感想を聞いてみたところ、皆さんから「次も参加したい」という声を頂き
ました。
まだ深い関係にはなれていませんが、一緒に楽しむことができる関係は作れたと感じています!
写真撮影会
この交流会と同日、オンラインでの写真撮影会を実施しました。目的は、葛尾村のこと
をアイリス外の人にも伝えるための写真展を開催するためです。
東京に住むフォトグラファーの汰木志保(ゆるきしほ)さんに依頼し、オンライン撮影*
という手法で村の方の写真を撮って頂きました!
*オンライン撮影…ビデオ通話を通じスマートフォンなどを使って写真を撮影すること
最初は緊張したり、照れていた村の方々も、だんだん楽しんでくださり、こちらもスム
ーズに楽しく終了。村の皆さんの今の表情を記録できてよかったと感じています!
ぜひ、本サイトの「葛尾村写真展」からご覧ください。
遠くてもつながれる
今回不安も多かったオンラインでの活動でしたが、この時代だからこそ、広島にいても葛尾村とつながれることに気づきました。葛尾村は”遠く”じゃない。これからも私たちなりに、村の皆さんと交流を続けていきたいと思います。
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